11月21日に新橋のベルサール汐留にて開催された「SoftBank Robot World 2017」というイベントに参加してきました。
このイベントではペッパー君の新機能が講演や展示会場で発表されていましたので、特に興味を持ったものについて紹介したいと思います。
カルビーの販売スタッフペッパー君
ではペッパーを実際に導入している企業が導入事例を紹介しておりました。
私が特に面白いと思った事例は、カルビーの物販店で実際に導入されている販売スタッフのペッパー君でした。
<販売スタッフ・ペッパー君での注文の流れ>
お店にいるペッパー君が各国語でメニューを案内。
タッチパネルで料理・商品を選択すると、注文票が印刷される。
注文票をレジに持って行き、電子マネーで支払いをする。
ペッパー君が外国人観光客などに各言語で対応することができ、混雑時はレジ対応の時間短縮にもなります。
実際にカルビーの原宿竹下通り店ではペッパーを設置してから売り上げが135%に上がり、混雑時の接客時間が平均4分短縮と効果を上げていると発表がありました。
ネスカフェ「ロボカフェ」
ロボカフェとは、サービススタッフとして働くペッパー君の事で、店舗でのお客様の待ち時間や、新サービスやキャンペーンの案内をするきっかけ作りなどに利用できます。
<ロボカフェ・ペッパー君の使い方>
まずはペッパー君のタッチパネルで友達登録をする。(ニックネームを登録)
好みのコーヒーの種類・量・濃さを選択する。
ペッパー君の頭をなでると、Wi-Fiでネスレのバリスタi[アイ]に情報を送りコーヒーを抽出する。
二回目以降はニックネームで呼びかけてくれ、好みのコーヒーを作ってくれる。
その他にも展示会場には、様々な機能を持ったペッパー君が発表されており、大変勉強になりました。
SoftBankのペッパー君を持っている弊社のお客様や、新規で導入をご検討のお客様にも、
今後より満足いただけるご提案が出来るようになったと感じております。